Theme Preview Rss

Itay Talgam: Lead like the great conductors

イタイ・タルガムの講演。
オーケストラの指揮とリーダーシップの共通点を語る。



これは面白い。
指揮者もいろいろいて、独裁的な人だったり明確な指示をしない人だったり。
別にこれ指揮者に限った話じゃなくて、こういう人いるなぁ、確かに。と納得できた。


日本の就活で求められてるリーダーシップ能力って、なぜか「引っ張っていくこと」が重視されているように思う。
体育会系なんだな。この動画でいうところのムーティ。
確かにこれもひとつのリーダーシップ能力だし、ある程度のところまでうまくいく。と動画にもある。
実際、「与えられた目標を達成する」ということだけ考えれば、問題ないのではないか。
「これをやれ。終わらなかったら残業しろ。」ってノリだろう。
命令を受けた側としては「はいはい、やりますよ。やりゃあいいんでしょ」って感じで型にはまった結果を出してくれるはず。
ある意味、トップダウン式には適しているのかも。
リーダーとしても「私には責任がある。仕事を完遂するという。お前ら(部下)の事情は知らん」と言ってることは間違っちゃいない。
そんなとこで、働きたくはないが。


ただやっぱり現代はダニエル・ピンクの講演でもあったように、クリエイティブな仕事が求められていて、それに必要なものはモチベーションであることもわかっている。
そう考えると、クライバーのようなリーダーが理想となるのだろう。


Youtubeで探したら、同じ曲でクライバー指揮のものと、ムーティ指揮のものがあった。





音響も演奏してる人も違うから一概に評価していいかわからないけど
正直、ムーティのほうがベートーヴェンっぽいし、痺れる。
とくに8分12秒あたりの指示がやばい。クレッシェンドからの音の混ざりあいが絶妙でゾクゾクする。(カラヤンの7番もCDで持ってるが、こんなクセのあるアレンジではないので(クライバーに近い)ムーティ独自の解釈だと思う)
ただこれは、ムーティが天才だから成り立つ素晴らしさだとは思う。
クライバーのほうも楽しそうだし、そっちはそっちの良さがあるけど。
というか、こう改めて見ると指揮者で全然違くなるんだな。



0 コメント:

コメントを投稿